長峰山で見つけたご馳走

山ノ縁のブランドコンセプトから、様々な「ご縁」や「発見」を紹介するこの企画。

今回は、山が少し遠く感じられる冬の時期だからこそ思い返したい、信州・安曇野にある長峰山で過ごした夏の朝ハイクと、山頂で楽しんだアレンジ朝ごはんの記憶をお届けします。

長峰山は標高933mの里山で、いわゆる“低山ハイク”ではありますが、山頂からは眼下に広がる安曇平と、正面に構える北アルプスを一望できる場所。朝の澄んだ空気、すれ違う人との挨拶、そして山頂で味わった“山ノ縁”の特別な朝ごはん。

ただ登るだけではない、山でつながる“縁”を感じたひとときのレポートをお届けします。

長峰山への登頂

今回の山行は、夏のある日、「ちょっと特別な朝」を過ごしたくて、朝7時からスタートしました。長峰山山頂へは光城山からの縦走や車でのアプローチなど、いくつかのルートがありますが、この日は長峰山登山口から登り始めます。
 
朝の時間帯、誰もいない山道。聞こえてくるのは、自分の足音と虫の声(夏らしく、セミの声も笑)。 日常の音が遠のくと、自然の音がこんなにも豊かだったことに気づかされます。
 
上りでは、誰ともすれ違うことなく、この静かな山を独り占めしているような感覚。 汗をかきながら、一歩ずつ標高を上げていきます。
 
登山道はとてもきれいに整備されていて歩きやすく、途中の尾根伝いはゆるやかで傾斜もそれほどきつくないので、初心者の方にもおすすめです。
アカマツの道を抜け、途中で一部車道を横断し、約1時間ほどで山頂に到着。 眼下に広がる安曇野の景色と、吹き抜ける風が心地よく、思わず深呼吸したくなります。
 
久しぶりの山歩きで、体はなかなかにヘトヘトになりましたが、お腹もいい感じにペコペコです。
山頂の木陰で涼みながら、少し息を整え、休憩もそこそこに、さっそく山ノ縁朝ごはんづくりをスタート!
 
この日は「SPICE PASTE CURRYをパンに塗ったらどうだろう?」と思いつき、ホットドッグ風のカレーパンを試してみることに。
 
食パンを焼き、スライスチーズをのせ、SPICE PASTE CURRYをたっぷり塗る。
そこに焼きたてのソーセージをのせて半分に折ったら、山ノ縁朝ごパンの完成です!
 
山ノ縁は、山登りを想定して作っているので、普通にそのまま食べると少し辛みや塩味を強く感じることがあります。 でも、汗をかき、体が疲れている状態で食べると、辛さや酸味が驚くほどちょうどよく感じられ、本格スパイスの香りと味わいがじんわり体に染み渡ります。
 
思わず「美味い」と声が出る、そんな朝ごはんでした。初めてのアレンジでしたが、これはかなり“アリ”です。

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食後は、アイスコーヒーとENERGY BAR。
キリッと冷えたアイスコーヒーと、ENERGY BARの組み合わせは相性抜群。 ヌガーに詰まった米飴やフルーツの自然な甘さと、ほのかに香るスパイスが、山の時間をやさしく締めくくってくれます。

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長峰山で出会った小さな“ご縁”

下りはあっという間。
40分ほどで登山口に戻ることができましたが、上りと違いチラホラ登山道ですれ違う人の姿も。
すれちがう瞬間に「こんにちは」と挨拶を交わす時。
道を譲りあった時。
ほんの些細なことなのに、不思議と心があたたかくなる。
これも山の良き、小さな「縁」ではないかと感じました。
 
そして、今回とても印象に残ったのが、長峰山の登山道そのものです。
歩いていて感じたのは、とにかく「自然で、歩きやすい」ということ。
あとで調べてみると、『安曇野山守隊』という有志の方々が、近自然工法という方法で登山道を整備していることを知りました。
※近自然工法:スイスで生まれた、生態系の復元を目指す土木技術。地域の自然環境を理解し、本来の自然に近づけることで、人と生きものの共存を目指す考え方です。日本では河川工事や登山道整備などにも応用されています。侵食を防ぎ、土壌の安定化を図りながら、自然に受け入れられる構造物で登山道を補修することを指します。
この工法では、山にある木や石を使い、自然の流れを活かして道をつくります。 「ないもの」を求めるのではなく、「あるもの」を活かして、より良くする。
この姿勢は、“ブリコラージュ”そのものだと感じました。
身の回りにある素材を組み合わせ、工夫しながら新しい価値を生み出す。
自然を壊さず、山の恵みをそのまま使うやり方に、人と自然の調和を感じます。
 
何気なく歩いていた登山道も、誰かの手と想いによって守られていると知った瞬間、「縁」と「ブリコラージュ」の存在を強く意識しました。
そして山ノ縁も、まさに表現したいのは、“そういう”考え方なんです。
スパイスを組み合わせ、地域の素材を活かして、新しい味を生む。
 そこに共通しているのは、「今あるものを大切にしながら、もっと楽しくする」という精神。
山を歩き、山で食べる時間の中で、目に見えない“縁”と“工夫”に包まれていることを実感した一日でした。
皆さまも、山ノ縁を手に取る機会があれば、ぜひそんな出会いを思い出してみてください。
 

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